2024年11月6日

ウェブ検索はSEOからAIOへシフト!?(後編)

SEOWEBあれこれ

AIやSNSに押されGoogleの検索シェアが低下している、という前回の続きです。

SEOはもう要らない。オワコン(終わったコンテンツ)なのか。
いまのところは、そうではないと言えそうです。

例えばAI検索は、本質的には検索エンジンでの検索と同じです。
検索者の興味関心に応えるサイトを探してくる。
それは、そのサイトにあるコンテンツを何らかのアルゴリズムで評価しているわけです。

また、SERPの上部に表示される情報(強調スニペット)ですが、
これは、どこかのサイトを参照していると思われます。
どこかと言えば、SEOで一番のサイト。ここに採用されれば、むしろ強いです。

ゼロクリックサーチは、一見するとサイトへのアクセスを減らしてしまいます。
が、サイトのゴールはアクセス数ではなく、コンバージョン(問い合わせや購入など)ですね。
むしろ表面的な意味だけで満足してしまう興味の薄い人、可能性の少ない顧客を除去する機能と言えます。

そう考えると、アクセスを促す対策の流行りがSEOからAIOに移動したとしても、
検索する人のニーズに応えるコンテンツを提供すること、
現在のSEOの王道が、今後も最も大事で有効な対策になることに変わりはないでしょう。

この記事を書いた人
エンジ・ニア
Mr.エンジ・ニア

数字と調べることとマンガが大好きな魅惑のエンジニア。
メガネの奥にはシステム化への愛が宿っている。