2025年12月18日
「非常ボタンが機能しない」からの警告
時事WMSの取り組み
赤坂の個室サウナで、悲しい事故が起きてしまいました。
亡くなられたご夫婦のご冥福をお祈りいたします。
事件後の検証で、サウナ室の非常ボタンが機能しない状態だったと、報道されています。
設備はあるが電源が入っていない状態で、ボタンを押しても発報されなかった、ということです。
この異常を検出する機能は、大げさに聞こえるかもしれませんが、
弊社のようなウェブサイトを運営管理する会社にとっても、他人事ではありません。
サーバトラブルなどで、サイトが表示されていない状態になることが、まれに起こりますが、
常にサイトを見ているわけではないので、何もせずにこれに気づくことは難しく、
死活監視の仕組みを入れています。
それでも、またこれがクセモノです。
異常とは、通常とは異なる状態ということで、なかなか起こらないからこその異常です。
異常を知らせる発報は、滅多に起きない。
したがって、死活監視の仕組み自体が停止していても、
なんら通常状態と変わらないように見えるので、気付けないのです。
ウェブマスターズでは、対策として、
死活監視システムを、独立した別の死活監視システムで監視させています。
どちらかが停止したら、異常を発報します。
また、設定ミスによる不発報がないよう、初期設定時にはあえて発報させることにしています。
他にもできることがないか、さらに検討いたします。


