2024年8月19日
悪い情報を隠さない
WMSの姿勢
伝えたくない、逃げたいと感じてしまう情報はあります。悪い情報です。
作業ミスや動作不良などの不具合情報や、進捗の遅れや納期の変更を伴う情報など。
相手のミスを指摘することや、奮起を促すようなことも、気が重いですね。
悪い情報のすべてを開示することが常に正しいとは考えませんが、
基本的なスタンスは全開示です。
自分にとって都合の悪い情報を隠すクセは付けてはいけない。
これはクライアントとの信頼関係に大事と思いますが、
相手にとっても、面倒なことなのかもしれません。
良きに計らってくれ、というケースもありますし、
できるケースでは、実際にそうします。
報告として、悪い情報とその対処策をお伝えする、ということです。
場合によっては、先行して対処を進めてしまうこともあります。
ただ、実害がでるはずもないような小さい情報まで出し始めると、
今度は、そのことを免罪符にし始めてしまいますので、
健全な運用にとってのバランスは、考慮します。
また、伝える際に、
技術的な情報をサイト運用から見た業務的な情報へ変換するよう心がけています。
サイト運用という業務にとっての影響という情報でないと、
クライアントとして判断する材料にならないからです。