2024年2月27日

ホームページにはすべての情報を載せるべきか?

お役立ちWEBあれこれ

企画段階で、分かりやすいメッセージを大胆に打ち出していこう、と
意気投合して始まったサイト構築プロジェクト。
作業を進めるうちに、あれも載せてくれ、これも載せてくれ、と情報があふれはじめ、
結果として分かりやすいメッセージを発信しなくなってしまう、という望ましくない現象が
結構な頻度で起こります。

構築会社の立場では、サイトが成果を上げるため
『分かりやすいメッセージを打ち出す』という初志を貫きたいので、
「あれもこれも」と戦うことになりますが、
サイトはクライアントのものなので、最終的にはクライアントの決定には従います。
結果として、印象に残らない、いわゆる『刺さらない』サイトに行きついてしまいます。

それでもよいケースもあります。

既にその会社やサイトを知っている既存客への情報提供の場合。
あるいは、問い合わせ対応等の人件費削減が目的の場合です。

既に認知を得ているので、『刺さる』必要はありません。しかしそうでないなら、
まだその会社の商品やサービスを知らない人にお客様になってもらおうとしているのであれば、
この商品いいな、この会社おもしろいな、と印象に残ること、つまり『刺さる』ことが優先。

そのためには刺さることに貢献しない情報は、涙をのんで掲載しないという判断が必要です。

この記事を書いた人
Mr.WMS(ミスターウェブマスターズ)
Mr.WMS(ミスターウェブマスターズ)

20世紀のビッグバンだったインターネットの商用解禁。
Mr.WMSはそのころからWEB業界にいる理系で歴史が大好きなご意見番です。