2024年1月9日
事故から学ぶ
時事
2024年は年明け早々に能登半島での地震、そして羽田空港での事故が発生し、
胸の痛いスタートとなりました。
お悔やみ、お見舞いを申し上げるとともに、1日も早い健康の回復と生活の復旧をお祈り申し上げます。
羽田の事故での海上保安庁機は、地震被災地への救援のために臨時に離陸しようとしていたそうなので、
能登地震の二次被害なのかもしれません。
自分ごとに当てはめてみると、当社でもサーバなどの機器故障やスタッフによる作業ミスなどで
事故が起きることがあり、その復旧作業の中で二次被害が起きる可能性を常に感じます。
「ハリーアップ症候群」という言葉があるそうです。
困っている人がいるから早く届けたい、お客様がお怒りなので急ぎたい、
そういった自然で善意の気持ちが、二次被害の原因になってしまいます。
人はミスをするもの。
海保機が待機の指示に反して滑走路に入った事情も大事ですが、それ以上に、フェールセーフを考えたい。
その違反に管制官が気付けなかったのか。
着陸機が滑走路上の機体を見つけて着陸を延期できなかったか。
事故の原因は究明中ですが、他人事ではなく関心を持って見つめています。
